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(注:このコラムでは「あいんしゅたいん」と「まりりん」を男性、女性で区別しているわけではありません) これまで、私は社会の情勢を見るに「まりりんはずるい」のではないかという感覚がありました。なぜなら我々が膨大な時間を使い、緻密にデータを積み上げ、その結果として導き出した根拠ある判断を、時にまりりん達はその進化した右脳から繰り出される電光石火の結論で簡単に一蹴します。しかも、結果に責任を持たない。 そして、まりりんの行動の裏には巧妙なシステムが動いているのではないかという思い至ったのです。 例えば、車を買う場合を例に取りましょう。物事を進める上で、膨大な範囲の中から方向性を絞っていくには、あいんしゅたいん的なアプローチは必須です。カタログを集めて性能を比較検討し、ネットを駆使してユーザの意見を総合したり、中古車市場での価格やメンテナンスの容易性、シートの素材など膨大な検討項目をコツコツと積み上げます。その作業の末ようやく車種を決定するわけですが、ここで大きな関門にぶち当たります。それがまりりんの存在です。 最大の関門であるまりりんは、「感覚」というあいまいな根拠を盾に、いろいろな難癖をつけて自分の望む方向に話を持っていこうとしているように見えます。その難癖のほとんどは、優秀なあいんしゅたいん達の比較検討項目でクリアした内容であることから、容易に突破できるでしょう。しかし、例えば「なんかちょっとかっこ悪くない?」などの主観的な検討項目を持ち出された場合にかなりの苦労を強いられることもあります。淡々と問題をクリアしていく過程では、場合によっては感情論に持ち込むことも辞さないまりりんですので、色々な苦労もあるでしょう。そんなこんなの激闘!?を繰り広げてもいつかは無事に車種が決定します。多少の妥協点はあるにせよあいんしゅたいん達は、大きな仕事を成し遂げた満足感で満たされます。 ところが、ここからが本題なのです。 要は、どこにゴールを置くかという問題なのですが、社会の中では結果的にまりりん達が実を取っているような事例が多いのです(これは、言うまでもないですね)。ということは、まりりん達がずるいのではなく、あいんしゅたいん達がもう少し注意すべき点なのです。 視野が狭くなりがちと言われるあいんしゅたいん達としては、自分で設定した目標に目が行きがちですが、ここはひとつ、相手の「本当の」目標設定を考慮した戦略立案をすることが大切になります。 |
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