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スポーツバイオ科学と先進スポーツギアの開発

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刊行によせて―スポーツの発展と科学の果たす役割―  

【第一編 スポーツバイオ科学】 

第1章 スポーツ科学と健康運動  
1 スポーツ科学
2 体力と健康
3 健康関連体力
4 運動と生活活動
5 運動とスポーツ科学
5.1 トレーニングの原理・原則
5.2 健康関連体力の保持増進のための運動条件
5.3 運動用具
6 日常生活での姿勢と身体動作法
6.1 くしゃみ
6.2 椅子に座る
6.3 箱を持つ
6.4 洗面台で洗顔する
6.5 モニターを見る
6.6 スマートホンやタブレットを利用する
7 まとめ

第2章 遺伝子とスポーツパフォーマンスの関係  
1 序論
2 遺伝率とスポーツパフォーマンス
3 遺伝子の多様性
4 遺伝子多型とスポーツパフォーマンス
4.1 ACTN3遺伝子R577X多型
4.2 ACE遺伝子I/D多型
4.3 スポーツパフォーマンスに関わる遺伝子研究の現在
5 今後の課題と展望

第3章 高気圧酸素治療 ―スポーツ軟部組織外傷、特に骨格筋損傷に対して― 
1 はじめに
2 高気圧酸素治療(HBO)とは
3 高気圧酸素治療装置
3.1 第1種高気圧酸素治療装置
3.2 第2種高気圧酸素治療装置
3.3 いわゆる「高圧カプセル」と、「Topical oxygen」
4 HBOのスポーツ軟部組織外傷への適応
4.1 骨格筋損傷に対する基礎的報告
4.2 肉離れに対する臨床的報告
4.3 遅発性筋痛症(Delayed onset of muscle soreness:DOMS)に対するHBO
4.4 膝内側側副靭帯損傷での早期回復、競技復帰への影響
5 さいごに

第4章 運動と血管内皮由来生理活性物質 
1 はじめに
2 血管内皮細胞
2.1 エンドセリン
2.2 一酸化窒素(NO)
3 運動と血管内皮細胞
3.1 運動とエンドセリン
3.2 運動と一酸化窒素(NO)
4 運動トレーニングと血管内皮細胞
4.1 運動トレーニングとエンドセリン
4.2 運動トレーニングと一酸化窒素(NO)
5 おわりに

第5章 運動代謝評価のための汗および呼気成分の非侵襲バイオセンシング  
1 はじめに
2 運動代謝における汗中成分の非侵襲計測
2.1 汗サンプルの採取と汗中成分のバイオ測定
2.2 運動負荷時の乳酸とアンモニアの生成メカニズムと汗中成分の運動疲労指標
3 運動時の脂質代謝評価を目的とした呼気中アセトンガス用バイオセンサ(バイオスニファ)
3.1 アセトンガス用の光ファイバ型バイオスニファの構築と特性評価
3.2 アセトンガス用バイオスニファを用いた呼気計測
4 おわりに

第6章 スポーツと喘息―呼気ガスNO測定の意義―  
1 はじめに
2 喘息の病態と治療のオーバービュー
3 なぜアスリートに喘息が多いのか?
4 気道炎症の客観的指標としての呼気NO
5 呼気NOの測定方法
5.1 標準法
5.2 ポータブルNOアナライザーによる測定
6 呼気NOとスポーツ
6.1 喘息スクリーニングのツールとして
6.2 治療モニタリング
7 おわりに

第7章 スポーツ現場における救急医療とAEDの導入 
1 AEDをめぐる我が国の現況
2 日本における院外心停止例の発生とその対処
3 PAD(パブリックアクセス除細動)の効果
4 スポーツ現場における救急医療とAEDの導入の必要性
5 マラソン中の事故の心停止事故とその対応
6 スポーツ中の救護救急体制の整備と普及
7 モバイルAED隊の活動とメリット
7.1 モバイルAED隊の役割
7.2 モバイルAED隊の機動力
7.3 モバイルAED隊が対応するランナーの傷病傾向と転帰
7.4 モバイルAED隊の携行資器材
8 おわりに

第8章 スポーツと脳  
1 はじめに
2 反応時間・予測
3 運動イメージ能力
4 効率化
5 脳形態
6 さいごに

【第二編 スポーツ計測と運動機能向上】

第1章 ランニングフォームの評価と定量化  
1 はじめに
2 実験
2.1 ランニング協力者
2.2 基本情報
2.3 動作計測実験
3 解析・評価
3.1 動力学解析
3.2 統計評価
3.3 SD法によるアンケート結果
4 多変量解析による結果
4.1 主成分分析
4.2 単相間分析および因子分析
4.3 重回帰式の作成および得点化
4.4 重回帰式と因子パラメータの妥当性確認
5 運動効率の評価と結果
6 考察
7 まとめ
8 一般ランナーへの適用と「F.O.R.M.」システムのサービス展開

第2章 キック動作の科学   
1 はじめに
2 ボールインパクトの基礎方程式
3 スイングスピード
4 反発比
5 骨盤の運動とスイング速度
6 おわりに

第3章 力・モーメント検出型センサーバットの開発  
1 はじめに
2 野球打撃動作における閉ループ問題
3 センサーバット
3.1 構造
3.2 把握力と操作力
3.3 各手による作用力・モーメントの算出原理
4 実験
4.1 スウィング実験方法
4.2 測定精度の検証
4.3 バットスウィングの計測例
5 応用展開
6 おわりに

第4章 デジタルインパクトを用いたゴルフ用具のシミュレーションと商品開発  
1 はじめに
2 飛びの要素
2.1 ボールの初期3要素
2.2 反発係数
2.3 クラブヘッドの速度と質量
2.4 打出角とバックスピン
2.5 空力
3 打球音
4 おわりに

第5章 スポーツにおける最適化生体シミュレーションの応用(サイバネティックトレーニング) 
1 はじめに
2 最適化生体シミュレーション
2.1 最適化シミュレーション概要
2.2 筋骨格モデル
2.2.1 剛体リンクモデル
2.2.2 筋モデル
2.3 最適化シミュレーション
2.3.1 目的関数
3 最適化生体シミュレーション結果例
3.1 非劣解集合の分布
3.2 球速が最大の解(Case 1)
3.3 最大筋応力が最小の解(Case 2)
4 サイバネティックトレーニング実験
4.1 実験概要
4.2 実験結果
5 自己組織化運動マップ
6 おわりに

第6章 スポーツドーピング検査における検体分析の最新技術 
1 はじめに
2 分析技術とその事例
3 これからのドーピング検査
4 結語

第7章 内的成長や心理的課題解決による競技力向上の心理的機序  
1 はじめに
2 来談の契機としての競技環境の変化
3 カウンセラーの前で語ること
4 「動き」の語りを通したメッセージ
5 クライエントにおけるパフォーマンス問題と心理的問題

【第三編 先進スポーツギアの開発】

第1章 材料が変えるスポーツのパフォーマンス  
1 まえがき
2 プラスチックの導入とその影響
3 テニスにおけるパフォーマンス
4 ゴルフにおけるパフォーマンス
5 陸上競技におけるパフォーマンス
6 まとめ

第2章 コンプレッションウェアの素材開発 
1 はじめに
2 コンプレッションウェア用素材の開発
3 着用効果の検証について
4 おわりに

第3章 炭素繊維複合材料(CFRP、CFRTP)とスポーツ用品  
1 はじめに
1.1 スポーツ用途に使用される炭素繊維複合材料(CFRP、CFRTP)
1.2 スポーツ・レジャー用途での複合材料に対する要求性能
2 CFRP・CFRTPが使用されるスポーツ・レジャー用途の各論
2.1 釣竿
2.2 ゴルフシャフト
2.2.1 ピッチ系低弾性率CFを用いたハイブリッドCFRPゴルフシャフト開発―曲げ衝撃特性の改善
2.3 ゴルフヘッド
2.4 テニスラケット
2.5 野球バット、その他のスポーツ用品

第4章 スポーツ用品における樹脂素材  
1 はじめに
2 NOVAの構造と特性
3 NOVAの耐衝撃性
4 採用事例
5 展望

第5章 スポーツ用品におけるゴム素材  
1 緒言―ゴムとはどんな素材か
2 球技用ボールとゴム素材
2.1 軟式野球ボール(認定球)
2.2 軟式野球ボール(打撃練習用)
2.3 ゴム製ソフトボール
3 スポーツ用品におけるゴムの将来性

第6章 ランニングシューズの機能設計  
1 はじめに
2 走行接地時の足部の挙動
3 シューズの構成と要求機能
4 機能設計事例
4.1 安定性
4.2 緩衝性
4.3 フィット性
5 おわりに

第7章 短距離スパイクの科学  
1 はじめに
2 陸上競技用スパイクの技術進歩
3 短距離スパイク概要
4 バイオメカニクス解析による情報収集
5 スプリントのバイオメカニクス
6 スパイク設計事例

第8章 ユーザーのスイング特性に応じた最適なゴルフシャフトの決定  
1 序論
1.1 背景
1.2 現状
1.3 概要
2 スイング解析
2.1 スイング動作の計測
2.2 有限要素モデルの構築
2.3 従来のシミュレーション手法
3 最適シャフトの決定
3.1 実験計画法
3.2 応答曲面法
3.3 シミュレーション
3.4 理想の弾道と最適シャフト
4 今後の展望

第9章 中空ボールの構造と科学  
1 はじめに
2 中空ボール
3 糸巻きボールの誕生
4 人工皮革化とカラー化
5 ハイテクを駆使したバレーボール MVA200
6 バレーボールの空力特性
7 最新のサッカーボールとこれからのボール開発

第10章 高機能競泳用水着 -“高速水着”の機能設計- 
1 はじめに
2 競泳用水着の変遷と要求特性
2.1 “速く泳ぐ”ための水着とは
2.2 競泳記録の変遷と水着の進化
3 国際水泳連盟が定める競泳用水着レギュレーション
3.1 素材
3.2 構造
4 競泳用水着の機能設計
4.1 生地特性
4.1.1 水着表面の平滑性
4.1.2 力学特性
4.2 構造特性
4.3 運動特性に基づく機能設計
5 おわりに
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